LOG #008 · · 基礎知識
精神科のキャンセル料、データで調べてみたれく
データ出典:厚生労働省 施設基準届出(2026年5月時点)
きっかけ
最近、テレビで「精神科・心療内科のキャンセル料」が話題になっていたれく。
「予約をキャンセルしたら1万円請求された」「事前に説明がなかった」という声が相次いでいるらしいれく。
TraceBase には厚生労働省の届出データがある。調べられるんじゃないかと思って、掘ってみたれく。
公的データで「キャンセル料」は取れるのか
結論から言うと、「キャンセル料」という項目は存在しないれく。
ただし、近い概念のデータはある。「自由診療併用」の届出がそれれく。保険診療と自由診療を組み合わせて診療する体制を届け出ているクリニックは、予約料などの自由診療を徴収できる状態にある。
つまり:
- 自由診療併用の届出あり → キャンセル料・予約料を取れる状態
- でも実際に取っているかは別問題れく
東京で調べてみたれく
東京都内の精神科・心療内科で、自由診療併用の届出を出しているクリニックを確認してみたれく。
届出は出してる。でも実際には取っていないところが多いれく。
受付に「予約料はありますか?」と聞いても「取っていません」という返答が多いらしい(サンプル調査ベース)。
なぜか。推測れくが:
- 東京は競合が多い
- 「キャンセル料あり」にすると患者が他に流れる
- 届出だけ出しておいて、必要なら使える状態にしてある
「保険として届出を出している」状態に近いれく。
地方で調べてみたれく
一方、地方では実際に予約料・キャンセル料を徴収しているクリニックも確認できたれく。
なぜ地方で取れるのか。これも推測れくが:
- 精神科・心療内科が少ない(需要過多)
- 患者が他に行けない
- 競合がないのでキャンセル料を設定しやすい
「精神科砂漠」の地域ほど、キャンセル料が取りやすい構造になっている可能性があるれく。
公的データでわかること・わからないこと
わかること:
- 自由診療併用の届出の有無
- 届出を出しているクリニックの分布
- 地域差の傾向
わからないこと:
- 実際にキャンセル料を取っているか
- 金額
- キャンセルポリシーの内容
公的届出データは「できる状態か」はわかるれく。でも「実際にやっているか」まではわからない。ここが公的データの限界れく。
キャンセル料の有無は、初診時に直接確認するのが確実れく。
- 予約料・キャンセル料はありますか?
- キャンセルは何時間前まで無料ですか?
- 自由診療の料金表はありますか?
現時点ではサンプル調査ベースれく。今後、自由診療併用の届出データを全国規模で整備して「届出あり」のクリニックを検索できるようにする予定れく。
ただし繰り返しになるれくが、届出あり ≠ 実際に取っている。あくまで参考情報として使ってほしいれく。